これからサックスを始める場合どのように楽器を選べば良いか、安心して買えるのかは難しいことだと思います。

ここでは、楽器を選ぶために確認しておく最低限のことを書いておきます。

◆前提

サックスは音域(出せる音の高さの範囲)によって種類があります。
一般的に手に入るのは、高い音域から順にソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
アルトかテナーから始める人がほとんどだと思います。
CDや動画を観たり聴いたりして好きなものを決めてくださいね。

クラシックが好きかジャズが好きかなどの嗜好によって選ぶ楽器が変わります。
特に最近はジャズ向けのモデルが増えていますので、やりたいことと合うようなものにしましょう。

◆自分では吹かない

可能であれば吹ける人と一緒に楽器店に行って、吹いてもらった音を確認しましょう。
東京はプロの方が多くいらっしゃるので、選定に付き合っていただくのが理想です。

◆チェックポイント

調整がで来ていないものは最低音が出にくくなります。親切な店員さんなら、そのあたりは確認してくれます。

自然な演奏で無理なく1オクターブの音程を出せるか。(オクターブキーを押したり離したりして、1オクターブの音程の差を行き来させます)チューナーを使用します。
また、オーバートーンも正確な音程で出るか確認しましょう。
中音のD(オクターブキーと両手の小指を離した状態)とC#(手を全て離した状態)の音程が取りやすいかもチェックです。

菅の歪みがないか、キーを支えている柱部分の曲がりがないか、テーブルキーに段差がないかなどを確認します。

◆まとめ

大体でよいので、自分のやりたいジャンルや方向性が決めて、自分の好みに合う音色で、不具合のないものを確実に選んでください。

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