ニュアンスをとるにはお手本をコピーすると良いです。
あまり気構えて出来ない!と思ってしまうより、ちょっとずつ美味しいところを取ってやろうというところから始めると良いでしょう。
ニュアンスをだすために必要な基本的な奏法は別途紹介します。
◆必要なもの
◆コピーの手順
1.コピーしたい部分を決める
無理なく聴きとれそうな範囲でコピーする部分を決めます。
自分の吹くソロ部分や、メロディの1コーラスなど目標も決めましょう。
2.一度にコピー出来そうな範囲をループ設定する
やりながら範囲は変えてOKです。
ループする範囲を設定します。
3.音が取れると思うテンポまで遅く設定して再生し、何回か聴く
どのようなニュアンスで演奏しているのか注意深く聴きます。
音色やタンギングやビブラート、ベンドなどを観察します。
4.再生しながら吹いてみる
ゆっくりなテンポのままで良いので、音源と一緒に吹いてみます。
音がとれているか、どこが音源と違うのかを考えながら聴きとります。
5.目標の範囲を吹ききる
3.4.を繰り返しながら吹ききります。
完全に覚えてから徐々に範囲を広げると良いでしょう。
以上のように、とにかくゆっくり再生して音を細かく聴きとって行くことがポイントです。
少しずつ自分のものにしていきましょう。
プロは本当に様々なニュアンスを駆使して豊かな表現をしていることに驚かれると思います!