曲を始める前に、その調に慣れるための練習をすると効率が上がります。
スケール、分散和音のエチュードをやりましょう。
何が良いのかというと…
◆指が慣れる
運指を一通り覚えているとわかるかと思いますが、調が変わると普段使わないようなところも押さえる必要が出てきます。
左手の小指が多用されるようなものでは、大変ですので、スムーズに指を動かすためにいろいろなバリエーションを練習しておきましょう。
また、スケール練習などをやっておくと、どの辺りの指運びで転ぶのかなど、曲をさらうだけではわからない問題に気づくこともあります。
◆音程が合いやすくなる
サックスは指だけ合っていれば音程が合うというものではありません。
スケール練習をしておくと、耳が慣れてくるので音程が合いやすくくなります。
ピアノといっしょにやるのが良いとは思いますが、自分だけでやるのではなく、周りの音を聴きながらやるとしだいに合ってくると思います。
チューナーを確認したり、音感のある人に見てもらうのも良いでしょう。
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よく合奏やバンド練習をしていると、転調したところで、音痴な演奏になるのはよくあることです。
その原因は指の間違いもあれば、耳がついていかないということもあります。
曲で使う調にしっかり慣れることで、解決できると思いますので、試してみてください。