歌えないと吹けない、でもどう歌う?

こんにちは。

東京サックスポータルです。

レッスンを受けたりして人からよく言われるのが、「歌えないと吹けないよ」ということです。

ただ、頭の中で曲を覚えても、結構自分に都合のよいように変換されてしまって間違えて覚えてしまうことがあります。

ではどうやって覚えていけばよいのでしょうか?考えてみました。

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タップしながら歌う

タップしながら歌いましょう。個人的には拍を感じるためには手を叩きながらがよいですが、足のタップでもよいと思います。
一番気をつけなくてはならないのはこのタップがずれない状態で歌うことです。

メトロノームに合わせて歌よりタップを合わせるようにしてみてください。
「あれ?なんか違和感がある」とか「どうしてもズレるところがある」と言ったところが確認するポイントです。
楽譜をみて入り方が拍の頭なのかウラなのかとか、音の長さやリズムを間違えていないかなどを確認しましょう。

シラブルを考えて歌ってみる

曲では様々なリズムがあって、休符と音を出すところを明確に把握する必要があります。
曖昧なのは注意です!
そこで歌うときのシラブル(発音)を決めておくとよいでしょう。
長年経験されている方はいろいろなパターンを持っています。

たとえば、ラテンなどの16分音符系のフレーズですが、拍の頭から16分音符4つ目(いわるゆウラウラ)から出るときは「ツクツタ」と休符も歌うと感覚をつかみやすくなります。

二拍三連も音の長さをつかみにくいパターンの代表格ですが、まずは三連符を歌うととりやすくなります。「タタタ タタタ」と正確にできるようになったら、「タアタ アタア」と歌えるようにします。「タ」のところで吹くようにします。
これをやってみると、びっくりするくらい音の長さがばらばらだったことに気づけると思います。

まとめ

安定したタップをしながら正確に音の長さと休符を意識して歌うに尽きます。
楽器を持つといろいろ気をつけなくてはならないことが増えて、楽器に感覚を合わせてしまうことが起きやすいです。
ですので、このようにして感覚がぶれないようにしておくことが大事になります。

楽器がなくてもできる練習なのでなかなか練習時間がとれない方はぜひ試してみてください。


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