楽器の上達のために、演奏活動をした方がよいという話しは別ページでしましたが、ここではサックスアンサンブルについて書きたいと思います。
「とにかく上手くなりたい」と思ったら一度はサックスアンサンブルの形で演奏することをお勧めします!
何曲か仕上げたらかなりスキルアップしますよ。
◆サックスアンサンブルとは
合唱のサックス版のようなもので、サックスだけの合奏で曲を演奏します。
音域の高いソプラノやアルトがメロディを、テナーがハーモニーや裏のメロディを、バリトンがベースラインをとるような形で演奏することが多いです。
◆アンサンブルのジャンル
サックスは幅広いジャンルで使用されていますが、アンサンブルもクラシックや吹奏楽、ポップス、ジャズなどが演奏されています。
楽譜も豊富でそれぞれのジャンルで市販されています。
◆アンサンブルの醍醐味
編成が少ないので相手の音が良く聴こえてきます。ですので互いの音を聴く力がかなりつきます。
また、他の人の音に対して自分がどう表現するのかを楽しんでください。
合わせることを強く意識するので音程も良くなりますよ。
そして、曲への理解も深まります。
楽譜そのままに演奏するにしても、細かな表現をどうするのかを一人一人の意見を反映することができます。
バンドでも同じかも知れませんが、同じような楽器が集まっているので、例えばアルトとテナーの役割を入れ替えたり、ビブラートやタンギングのニュアンスを揃えたりと非常に繊細な表現が可能です。
ジャンルについて書いたとおり、幅が広いので好きなスタイルで趣味の合うメンバーと演奏ができます。
どうでしょうか?
アンサンブルは一人一人の演奏の責任が大きくなるので大変な面はありますが、確実に上手くなりますし、自由度が高く好きなように吹くこともできて本当に面白いです。
興味が出てきたらメンバーを集めて是非チャレンジしてみてください。
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