演奏をして行くうちに必ず悩みが出てくるのがリズムの取り方です。
なかなか完璧になることは難しいのですが、ある方法で確認するとかなり理解が進むようになります。
◆拍を円でとらえる
多くの人は拍を点のイメージを持っているかと思います。
しかし、これですと流れが止まったり、シンコペーションがわからなかったり問題が出てきます。
これでは音の長さの概念がなく、つながりのない音を吹いてしまう恐れがあります。
次にイメージしていただきたいのが円です。
より具体的には時計の秒針のようなものを想像してください。
一拍でこの秒針が一周します。
この絵づらが、頭にあれば音の長さを映像でとらえられます。
下の図のように線でとらえた音の長さを円にしますが、このままでは音と音のつながりが切れてしまいます。
時間の流れを円に置き換えて、同じ円の周りを一周したら一拍というように考えます。
◆音の長さとの位置関係
八分音符は12時と6時の位置、三連符だと12時と4時と8時の位置、16分音符は12時と3時と6時と9時の位置に点があるような感じです。
このとらえ方ですと、よく見かける付点八分音符、付点八分音符、八分音符のようなリズムパターンは図のような
感じになります。
このようなとらえ方をすることで演奏しているフレーズがぶちぶち切れてしまう問題を解決し、流れを作ることができるのでぜひトライしてみてください。