サックスの演奏について

サックスの演奏について、具体的な演奏方法や活動や練習方法などについてこちらでまとめています。

サックスの吹き方・演奏方法

・音の出る原理 マウスピース(歌口)の下に取り付けられたリードが、息を吹き込むと 振動します。これにより音がでることになります。 ・音の出し方  1.下くちびるを軽く内に巻き、マウスピースをくわえます。  2. 上の歯はマウスピースに当て、下くちびるをリードにクッションのように当てます。  3.口の中は口笛を吹くような形にします(のどの奥を開いて舌の真ん中を持ち上げるような感じです)  4.息を吹 … 続きを読む サックスの吹き方・演奏方法

曲を演奏できるようになるまで

サックスを手にしてとりあえず音がでるようになったというところまできたら、曲を吹きたくなってきますよね! そこには譜面と格闘する時期がおとずれます。 少しずつ譜面に慣れていくために、自分がどのようにしてきたかを紹介したいと思います。     サックス初心者のための譜面の読み方・慣れ方 Related posts: 譜面が読めることのメリット

練習場所

サックスを手にして、最初に待ち受ける一つの大きな難関は、練習場所の確保です。 練習ペースや環境(住んでいる場所や学校、職場の環境)によっても選択肢が変わってきます。 ◆スタジオ 多くのスタジオでは通常はバンド練習を予約で受け付けていますが、隙間時間を個人練習のため利用することができます。 システムはお店によって異なりますが、だいたい前日の夜から個人練習の予約が取れるようになることが多いです。 料金 … 続きを読む 練習場所

演奏活動をする

練習のモチベーションを保つためには、独学ではかなり難しいです。 いろいろな活動を通して、楽しんで練習を続けていただきたいです。   ◆バンドをつくる・入れてもらう 周りに楽器をやっている人たちがいるのであれば、バンドをつくったり入れてもらったりしましょう。 サックスが入っているバンドは限られているので、好みが合う合わないが出てくると思いますので、積極的にやりたい曲をあげるとよいと思います … 続きを読む 演奏活動をする

楽器経験なしでサックスはできるか

高校を卒業し、二十歳を超えた大人になって、楽器経験なしでサックスはできるのだろうか? とおよび腰になる方も多いことだと思います。 音楽好きなら何の問題もありません。 ただし、条件(と言うほどでもないかもしれませんが…)があります。 ◆いくら聴いても飽きない曲がある 演奏をするうえで、耳からのインプットはとても大事です。 楽器をはじめてから上達するかしないかは、自分で何か問題に気づけるかどうかなので … 続きを読む 楽器経験なしでサックスはできるか

サックスの共鳴について

サックスではキーを開けたり閉めたりすることで音程が変わりますが、これは共鳴するポイントが変わるからです。 なぜ共鳴が起きるのか物理的な説明を(簡単に…理科的に)していきたいと思います。 イメージだけでも持っていただければ幸いです。 ◆音波 サックスの音は波として伝わります。 音はつまり音波であり、音波はある物体が振動することで空気の密度が疎になったり密になったりすることが伝わっていく波のことです。 … 続きを読む サックスの共鳴について

暗譜について -チャンク-

暗譜で苦労されているかたは多いかと思います。 特に最初のころは短いものを覚えるのも難しくて、「無理だー」と挫折することもしばしばです。 しかし、いろいろなものを暗譜していくと、不思議と覚えやすくなってくるものです。 なぜ覚えやすくなるのか、その無意識に行われる方法は「チャンク」化することです。 これを知ると、エチュードや理論の大事さの一部が理解できると思います。 ◆チャンクとは? 英語で「大きな塊 … 続きを読む 暗譜について -チャンク-

サックスの練習方法・吹き方・演奏のコツ-上達のために

サックスをはじめてから、さまざまな壁にぶつかると思います。 そんなときの助けになるような練習方法や吹き方のコツを紹介します! Related posts: サックス周辺小物 サックスの演奏について サックス初心者のための譜面の読み方・慣れ方 良い音を響かせるための三つのポイント

サックスって何から始めたらよいの?

サックスをやってみたいけど、何からすべきかわからないという声を良く聞きます。 周りでサックスをやっている友人がいればよいのでしょうが、いなければなかなか話を聞けないので二の足を踏んでいる方も多いのではないかと思います。 ◆まずは体験してから サックスは他の木管楽器に比べて簡単に音が出るとは言われていますが、それなりに練習が必要です。 ざっくりですが、始めてから簡単な曲を一曲吹けるようになるまで3〜 … 続きを読む サックスって何から始めたらよいの?

サックスアンサンブル

楽器の上達のために、演奏活動をした方がよいという話しは別ページでしましたが、ここではサックスアンサンブルについて書きたいと思います。 「とにかく上手くなりたい」と思ったら一度はサックスアンサンブルの形で演奏することをお勧めします! 何曲か仕上げたらかなりスキルアップしますよ。 ◆サックスアンサンブルとは 合唱のサックス版のようなもので、サックスだけの合奏で曲を演奏します。 音域の高いソプラノやアル … 続きを読む サックスアンサンブル

痛みあれこれ

サックスの練習をしているとあちこちが痛くなることがあります。 どうすれば緩和するか、ケースごとに書いていきたいと思います。 ◆口が痛い! サックスを始めて真っ先に痛くなるのは口かなと思います。 具体的には下唇の裏ですね。 原因は下の歯とマウスピースの間にあるので噛み過ぎによる圧迫です。 練習して噛まないようにするのが一番ですが、下の歯にあぶらとり紙やパッドの吸水シート(クリーニングペーパー)を畳ん … 続きを読む 痛みあれこれ

サックス限定の簡単な移調の考え方

サックスは移調楽器ですので、普通の楽譜(ピアノ譜などのin Cの楽譜)を演奏しようと思うと移調する必要がでてきます。 ”サックスの譜面と実音について”のページでも少し書いてありますが、アルト・バリトンは一音半(半音3つ分)下げ、ソプラノ・テナーでは一音(半音2つ分)上げます。 これだけだと、実践でどうすればよいのかわらないと思いますので、もう少し考え方を説明していきたいと思います。 ピアノ譜(in … 続きを読む サックス限定の簡単な移調の考え方

タンギング

タンギングは舌をリードにあてて音の出だしや切りかたをコントロールさせる方法です。 舌の使いかたで様々なニュアンスを出すことができます。 速いタンギングができるほうがよいのはよいのですが、ニュアンスの面では的確なタンギングをできることが大事です。 タンギングの発音 実際に声を出す発音の要領でタンギングすると音の立ち上がりが変わってニュアンスに変化がつけられます。 このことをシラブル(発音)と言います … 続きを読む タンギング

サブトーン

サックスでジャズを演奏する場合の必須テクニックです。 とくにジャズのテナーでは、枯れたような柔らかくもノイズのあるような音色が聴かれると思います。 ここではサブトーンの鳴らしかたと練習方法を紹介していきます。 ◆サブトーンの鳴らしかた サブトーンを鳴らす方法は単純に下顎を手前に引くだけです。 そうするとリードの高周波の成分が抑えられ、音にミュートがかかってきます。 音がウッとつまってきますが、そこ … 続きを読む サブトーン

温度の影響によるサックスの音程の変化について

サックスを演奏していると、冬になり気温が下がると、音程が上がりきらない、合わないという話しをよく聞きます。 実際、どの程度変化があるのか理科的に確認してみましょう。 音の特性のおさらい 音程の変化を確認するために、理科で習った音の性質をおさらいしたいと思います。 周波数をf[Hz]、波長をλ[m]、音速をv[m/s]としたとき周波数は f=λ/v で表されます。 空気中を伝わる音速は、温度をt[℃ … 続きを読む 温度の影響によるサックスの音程の変化について

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