カテゴリー別アーカイブ: サックス生活

サックスを毎日練習する!-練習の習慣化について-

こんにちは。
東京サックスポータルです。

練習をがんばろうと心に決めたものの、なかなか習慣化できない。。。とお悩みの方も多いのかなと思います。

今日は、練習をいかにして習慣化していくかを考えてみます。

時間を確保する

決まったときに決まった時間を確保するのが一番効果的です。部活と同じように定期的なスケジュールを入れてみましょう。
たとえば、まとめてスタジオやカラオケ店の予約をしてみましょう。
意外と時間が空いたら…と考えてる間に予定がどんどん入ってしまうものです。

練習をしないとまずい状況に追い込む

吹奏楽やビッグバンドなどに所属していると本番があるので練習せざるをえない状況になります。

とても苦しい時期があるのは間違いないのですが、周りからどう見られようと必死で食らいつくことが大事です。
また、積極的にソロをとるようにすればますます熱が入ります。

人間は意思がよわいので必要に迫られるようにならないと本気になりません。

本番をこなすこと、そして積極的な演奏姿勢をつらぬくことで、モチベーションをあげていきましょう。

ところで、バンドに所属すると一緒に練習する仲間もできます。
これもまたモチベーションを維持するためにとても大事なことです。
私も以前はよく深夜まで仲間と練習をしていました。

目標を設定してみる

目先の基礎練習だけを惰性で繰り返しても、なかなか上達しなかったり、続かないことが多いです。
これは何のために練習をしているのかわからないため、「その練習の結果、自分がどうなっていたいのか」がイメージできず、成長を実感できないことが原因と考えます。

まずは、おおざっぱでよいので目標を設定してみましょう。

  • 次の演奏会でソロをとる
  • アンサンブルを楽しめるようになりたい
  • ジャズのアドリブを吹けるようにする

などです。

目標を設定する際に気をつけていただきたいのは、あなたが本当に心の底からそうしたいと思っていることを選ぶことです。

意外と「周りに迷惑をかけない」とか「ミスをしない」という少しネガティブなものを掲げてしまいがちですが、それではやらされ感がでてしまいます。

目標が決まれば、だんだんと練習に意味を見いだせるようになって続ける気力がわいてきます。

目標と練習内容がつながっているか確認してみる

目標と練習内容がどのように関連しているかわかれば、以前よりずっと練習の結果に対してシビアにとらえることができるようになります。

たとえば、目標を「アンサンブルを楽しめるようになりたい」とした場合、退屈なロングトーンの練習も気を付けるべき点がさまざまに存在することがわかると思います。
アンサンブルの演奏をするためにやみくもに曲をさらうのが練習ではなく、周りの人と合わせるためにはロングトーンによって音の立ち上がりや安定感、音程や音色を改善することが理解できてくるはずです。

すべてのテクニックや奏法が完璧にこなせなくては演奏ができないとは言うつもりはありません。
ただ、演奏を楽しむためには曲以外の練習は確実に必要で、少しずつスキルを向上させていかなくてはならないのです。

そして、そのような練習の意味を目標とむすびつけて上達を楽しんでいきましょう。

すぐにではないかもしれませんが、きっと周りの人たちも認めてくれるはずです。

まとめ

サックスが上達するまでにはとても時間がかかります。
うまく時間を作って、自分の力だけでなく周りの力もかりてモチベーションを維持して、こつこつ頑張りましょう。
練習をしっかり続けていくためには目標も必要となります。
今やっていることが、自分の理想の姿につながっていると思えれば必死で努力もできるはずです。

地味な練習をぜひ楽しんでください!

レッスンを効率的に受けるため気をつけたいこと

こんにちは。
東京サックスポータルです。

サックスをはじめて、レッスンに通われている方も多いのではないでしょうか。

せっかくレッスンに通うなら、しっかり吸収して帰りたいものです。

なんとなくレッスンしてると…

レッスンを受けて準備をしないで行くと、「とりあえず曲を吹いてみようか」という感じで、課題を探すところからスタートになってしまいます。
これはとても効率が悪いです。
さらに悪いのは、レッスンを受けっぱなしで、あとで振り返らないことです。
サックスのみならず楽器は、できないことを少しずつできるようにしていくことで上達します。
ぜひ、毎回のレッスンを意義のあるものにしてください。

レッスンまでの準備

レッスンまでの準備でレッスンの半分、いや八割は決まると思います。

課題曲を何度もさらっておくことはもちろん大事ですが、このとき最も大事なのは「何ができないのか」や「どこがわからないのか」を考えることです。
レッスンでは実際に吹いてみてから、指摘されるということも多いと思いますが、それはとくに質問がないため、課題を探すことからはじめているだけです。
これらの自分の課題を先に考えておくと最初からその解決方法を教えてもらえます。
ですので、レッスン前にはしっかり質問を洗い出しておきましょう。

時間がなくて楽器にさわれないなら、楽譜をしっかり読むとか、音源を聴くことでイメトレをしたりして準備を進めます。

レッスン中の心構え

レッスンでは、準備してきた質問や演奏中の指摘について素直に受け止めましょう。

よくあることですが、「最初はテンポを落として吹いてください」というようなアドバイスを受けたときに、最初はそうするのですが、すぐに演奏のテンポにあげたがる人がいます。
このとき本当に必要な練習は、指やタンギングなどのニュアンスを確実に覚えてからテンポをあげることです。
ここでどんどんいきたい気持ちだけで、クリアすべきことを無視してしまうと上達できません。

正直、「そんなことできない!」というようなアドバイスがあることはあります。しかし、プロはそれを行って上達しているので、取り組んでみましょう。

レッスンの復習

レッスンで習ったことは、その場で消化できることは少ないです。

可能であれば録音をしてレッスン後すぐに聴きなおしてみましょう。

次に、ノートや手帳に指摘されたことを書き出します。
そして、それぞれの指摘が解決できているか、課題になるのかを確認します。

課題になったことは、個人練習で少しずつこなしていって次のレッスンまでにできるようにします。どうしてもできない場合は、また丁寧に教えてもらいましょう。

まとめ

レッスンを受けるのであれば、その結果、自分では見出せない課題の解決方法を知ることか解決していることがゴールになります。

そのために準備をしっかりしてアドバイスを素直に受けて復習を短い時間ででもしっかりまわしていきましょう。

サックス練習ノートもぜひ活用してみてください!

サックスの練習をマネジメントしてみよう

こんにちは。
東京サックスポータルです。

とくに社会人のかたで、日々時間のない中で、練習をこなすことは容易なことではありません。
時間があっても普段できないことをいろいろやっているうちに、練習しないまま週末が終わってしまったということも多いのではないかと思います。

時間の管理と、目標設定、練習計画、練習結果振り返りという流れで、サックスの練習をマネジメントして効率よく上達していきましょう。

サックス練習の時間管理

サックスは練習が必要な趣味です。
なので、絶対に練習しないと上手くなりません。とにもかくにも、練習時間を確保しましょう。

必要なものは、手帳かスマホのカレンダーアプリです。
時間管理をするのにお勧めなのは手帳でもアプリでも時間が縦軸になっていて、ぱっと見で時間枠がわかるものです。

カレンダー

このように、練習しようとという時間をきめて、それ以外の予定が入らないようにします。

ここで、注意点があります。
サックスの練習以外の予定も必ず書き込むようにしてください。
普段から、サックス以外のことも時間管理をして習慣にしていないと、予定を確保できません。逆に他の予定も大事だと思いますので、その隙間にどう練習を組み込むのかも検討ができます。
時間が縦軸になっていると、このような隙間の時間を見つけやすくなります。

なお、アプリを使っている場合は、リマインダー機能を使うとスマホに通知がきて便利です。

サックス練習の目標設定

サックス練習を黙々と行うのは目標がないと、相当の精神力がないとなかなか厳しいです。
そこで、練習をとおしてどのようになりたいのかという目標を決めることにします。

たとえば、

  • 半年後に一人で1曲披露できるようにする!
  • 1年後にアドリブをできるようにする!
  • 次の合奏までに○○の曲を吹けるようにする!

のようなものです。

ここで書いたように期限を決めておくことも大事です。
手帳を持っている人は、1ページ目や月間カレンダーのページなどの目につくところに、このような目標を書きだしておくとよりよいでしょう。

サックス練習の練習計画

目標を決めたら、そこにたどり着くまでに必要な練習を書きだしましょう。
曲を吹けるようにするのであれば、純粋に曲の練習の回数を書くだけでもよいのかもしれませんが、それだけではクリアすべき課題が何なのかぼけてしまいます。

曲を演奏できるようになるまでにやるべきことや必要なテクニックなどを書き出してみましょう。

  • 曲を耳で全部覚える
  • Cメジャースケールを滑らかに吹けるようにする
  • xx小節目のリズムをつかむ

というように乗り越えるべきことをできるだけ具体的にしていきます。できれば、1回から数回程度で達成できそうな内容にしておくとよいでしょう。
そして、それぞれを毎回の練習のなかでどの程度行うか決めるようにします。
また、これらの課題は可能な限り集中して行って、確実に達成できるまで取り組みます。

サックス練習の振り返り

練習が終わったら、それぞれの結果がどうであったかメモをしていきましょう。
今回は課題が達成できたのか、できなかった場合、どの程度ならできるようになったのか、次に取り組むことは何なのかをはっきりさせます。
必要に応じて練習計画に追加させます。

このように振り返りを行うと、課題がクリアできたときは「よし次!」となってモチベーションもあがってきますし、何ができて何ができていないのか意識でき、今ぶつかっている壁を乗り越える手掛かりがわかってきます。

まとめ

時間を確保し、目標を決めて、取り組むべきことを明確にして、練習後は振り返りをするという流れを習慣化できるとやみくもに練習するより明らかに効果があがってきます。
ぜひ、手帳やアプリを利用して、練習のマネジメントをしてみてください。

課題の管理には練習ノートも利用していただければと思います!

では、練習頑張ってください!

サックスを落としてしまったことー楽器への影響ととりあえず確認すること

こんにちは。
東京サックスポータルです。

大切にしているサックスを不慮の事故で壊してしまうと、楽器以上に心が傷つきます。

私も過去にケースにロックをかけないで持ち上げた際に、楽器が床に落ちてしまい音が鳴らなったことがありました。。。
思い出しただけで胸が締め付けられる思いです。

楽器に強い衝撃があるとどのような影響があって、何を確認すべきか書いてみます。

ダメージの深刻度

楽器を落としたりぶつけたりすると次のようなダメージがあります。

  1. エクボ
  2. 机の角などにぶつけたときに小さな凹みができます。ベルやU字管の小さなものはさほど演奏上は影響はありません。
    口に近い場所にエクボができてしまうと音色に影響を与えます。

  3. キーポスト曲がり
  4. 楽器を横倒ししてしまったり、キーポスト自体をぶつけてしまった場合にキーポストが歪みます。キー操作に難がでたり、タンポがずれてしまうなど音が鳴らなくなる症状がでます。

  5. 管体の曲がり
  6. こちらもトーンホールをタンポがしっかりふさげなくなり、音が鳴らなくなることがあります。程度によって吹奏感も変わります。

とりあえず最低音をチェック

楽器をぶつけたり、落としたりした場合は、まず、最低音を吹いてみましょう。これは全てのトーンホールがふさがらないと鳴らないためです。
鳴らない場合、すぐに楽器店に修理を依頼しましょう。鳴っていても念のため点検をしてもらうほうが無難です。

楽器は傷つくもの

楽器を傷つけてしまうとものすごく後悔してしまいます。
「あのときしっかりケースを閉めていれば」とか「周りに気をつけていれば」といったような気持ちで心がいっぱいになります。
もちろん、十分に気をつけて事故を起こさないことが大事ですが、起こってしまったことは仕方がありません。
楽器は多少は傷つくものですので、大きな故障でないようでしたら、さくっとリペアマンに確認してもらってすっきり練習に取り組みましょう。

事故防止のために「サックスを壊さないようにするためにー落下防止対策ー」というページも追加しました。参考にしてみてください。

サックスはマニアックにはまり込みやすい楽器

こんにちは。
東京サックスポータルです。

サックス仲間と話しをしていると、「マニアックな世界だなー」と思うことがしばしばあります。

なぜ、そのような傾向があるのか考えてみました。

カスタムパーツが多い

サックスの部品数はおよそ600もあり、それぞれが音に影響をおよぼしています。
そのため、世界中の様々な工房がカスタムパーツが単独で販売されているわけです。
マウスピースは最も好みに合わせて買い替えられるパーツですが、指をかけるサムフックやネジにいたるまで幅広く出回っています。
さらに、それらの素材やメッキの種類までバリエーションを加えると、無限にカスタマイズすることが可能です。

勝手な憶測ですが、楽器のなかでここまでいじれるのはギターとサックスくらいではないでしょうか。

奏法の幅が広い

サックスは最も声に近い楽器と言われており、吹き方で音色がものすごく変化します。
クリアなクラシックらしい弦楽器にも例えられるような表現から、演歌のようなコブシまわしや、ダミ声のような音も出すことができます。
その音は奏者によって非常に特徴があり、好きな人は音を聞いただけで、プレイヤーを当てることもできるほどです。

また、マニアックなサックス奏者たちは常に音色を探究しているので、奏法にとても敏感です。合奏で練習していると、ものまね大会が始まることもしばしばです。

まとめ

サックスは道具としてのカスタマイズの楽しさや、表現の幅の広さからいくらでも探究することができてしまいます。
さらに極めれば極めるほどにマニアックな仲間同士で盛り上がるようになり、細かいパーツの知識を披露したりしていると、側からみていると何を話しているのだろうという世界になってきます。
こう言ったところが、サックス吹きをマニアックにするのでしょう。

もちろん演奏上とても役立つことも含まれていますし、探究心の現れですので、よくわからないことを言っていてもあたたかく見守ってやってください(^^)

最後はなぜかお願いになってしまいましたが、今日はここまでです。

では。

社会人ビッグバンドで演奏活動してみよう

こんにちは。東京サックスポータルです。

サックスを始めたいけどなかなか始められない、どこで活動してよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

活動の選択肢として社会人ビッグバンドをひとつのお勧めにあげたいと思います。



理由その1 敷居が低い

ビッグバンドといえばジャズ、ジャズといえば難しい!…なのにジャズのバンドでの活動は敷居が低いとはどういうこと?と思われたかもしれません。
しかし、ビッグバンドに入ってみると意外といろいろなレベルの人がいます。まだ楽器始めて一年のような方もいれば、プロともセッションをしているようなベテランまで様々です。

ですので、その人のスキルに合わせて、ソロの少ないパートを割り振ったり、難しいところは演奏を壊さないように休んだりというような工夫ができます。
演奏する曲の難易度を調整することも可能です。

そして、ビッグバンドの中ではサックスの人数は圧倒的に多いです。

どうでしょう?
思ったより気楽ではないでしょうか。

理由その2 仲間ができる

ビッグバンドは大所帯です。
一人で練習していると自分の何が良くないのかわからなくなることも多いのですが、周りから教えてもらうことができます。
それに、みんなと練習するほうがモチベーションの維持につながります。

本番後の打ち上げはとても盛り上がりますよ。

理由その3 何より合奏が楽しい

実際、合奏してみるとわかるのですが、合奏はとても楽しいです。
練習を重ねて、周囲の演奏と自分が溶け込んでいくことや音のひとつひとつの意味を知ることはとても感動的なことです。
私は楽器を始めてみてこのことをわかったのですが、まだ知らない方にはぜひ味わっていただきたいです。

まとめ

ビッグバンドに参加すると音楽仲間ができ本当の音楽の楽しみを知ることができます。
ジャンルとして好みがあると思いますが、嫌いでなければぜひチャレンジしてみてください!

サックスのアイドルプレイヤーは?-目標となる奏者を見つけよう

こんにちは。
東京サックスポータルです。

サックスを練習するうえで、モチベーション維持はとても大切なことは言うまでもありません。

モチベーションが下がる原因としては、「どんな練習をしたらよいのかわからない」というものが多いのですが、その前に「どんな風になればよいのかわからない」というそもそもどうしたいのかレベルのことで迷うものなのかなと思います。
そんなとき、好きなプレイヤーがいると進む方向がわかりやすいので、いろいろ聴いてみましょう。

では、どうやって探せばよいのでしょうか。
これから書いていきますね。

とりあえずどんなジャンルが好きなのか確認してみる

もともと音楽が好きでいろいろ聴いている方はその中で好みのプレイヤーを探せばよいのですが、そうでなければ大まかに三つのジャンルから一枚ずつ音源を聴いてみてください。

  • ジャズ
  • フュージョン
  • クラシック(吹奏楽、室内楽も含む)

他にもスカやロックなどいろいろありますが、嗜好を確認するなら大別してこのあたりになるかと思います。

では、それぞれのジャンルで誰を聴けばよいのか、挙げてみます。
本当にキリがないので異論もあるかと思いますが、完全に主観で一つずつです!(^^;;

ジャズのサックスプレイヤー

初めてジャズサックスを聴くなら、、、

    • キャノンボール・アダレイ

マイルス・デイビスのもとで活躍したアルト奏者です。太くあたたかな音色が魅力です。 アルバム”Them Dirty Blues”の「Work Song」あたりがお勧めです。

    • ソニー・ロリンズ

誰もが認めるジャズのテナータイタンです。音色もさることながら、独特のリズム感が素晴らしいです。お勧めは、超名盤の”サキソフォンコロッサス”

フュージョンのサックスプレイヤー

    • デイビッド・サンボーン

サンボーンを聴いてアルトサックスに目覚める方も本当に多いです。アルバム”Hearsay “、”A Change of Heart”などがお勧めです。

    • マイケル・ブレッカー

近年のジャズ・フュージョンプレイヤーでは最も有名なテナーサックス奏者です。往年は味わいのあるジャズアルバムをリリースしていましたが、フュージョンとして初めて聴くのであれば、ザ・ブレッカー・ブラザーズ
名義の”ヘヴィー・メタル・ビバップ”がよいでしょう。

クラシックのサックスプレイヤー

    • トルヴェール・クヮルテット

須川展也をはじめとする日本を代表するサックス奏者による四重奏団です。「マルセル・ミュールに捧ぐ」で文化庁芸術祭「レコード部門」大賞を受賞しています。

好みのジャンルが決まったら広く漁ってみる

だいたいの方向性が決まったら情報を集めて幅広く聴いてみましょう。
同じプレイヤーの他のアルバムを集めてもよいですし、ライナーノーツやネットで関連するものをそろえて行ってもよいと思います。

こうやって、いろいろ聴き続けると、本当に気に入るプレイヤーが見つかるはずです。
そのプレイヤーを目標とすれば、練習のモチベーションを維持しやすくなりますので、ぜひ探し続けてください。

ちなみに、それぞれのジャンルで、奏法や楽器のセッティングが異なることがありますので、まずは一本にしぼって練習を進めましょう。

では、また!

サックスを聴きにライブに行こう

こんにちは。
東京サックスポータルです。

サックスをはじめたい、またはやっているけどどんな方向に向かって行けばよいのかわからない、イメージがわかないという方も多いのではないでしょうか。

CDやダウンロードで購入して聴くのもよいのですが、ライブにも行ってみませんか?

東京近郊は各所で様々なイベントがあります。ぜひ、一度は足を運んでみてください。

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生音に触れる感動

生演奏は再生音より情報量が多く、空気感などの雰囲気がよく伝わります。
そのため、音楽を深くわかるようになり、普段より大きな感動が得られます。

プレイヤーの音色ややりたいことを肌で感じられると、何が自分の好みで、どのようなジャンルに取り組みたいのかはっきりしてくるでしょう。

新たな気づき

もしあなたが普段から練習していて、気になっていることがあったら、注意深くプレイヤーの音を聴いてください。
百聞は一見に如かずと言いますが、これまでできなくて悩んでいたことが、生音を聴いたとたんにできたということがあります。
運指や息の入れ方など細かなからだの動きや、音色、ニュアンスが体で感じられるので一気に学習されます。

料金は?

都内のジャズライブバーならミュージックチャージは3000円程度からと比較的気軽に行ける値段です。有名な方もしばしば演奏しているのでおすすめです。
ブルーノート東京などの有名なライブハウスでは海外のミュージシャンが中心になっており、8000円から10000円前後の値段が多いと思います。

吹奏楽のコンサートについては一般のバンドでは無料のところから1000円、2000円程度の料金設定がよくみられます。

まとめ

サックスライブカレンダーを公開しました。まだまだお試し版ですが、少しずつ改良していきますのでよろしくお願いします!
よかったらこちらで面白そうなライブを探してみてください!

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いろいろなスキルを学ぶなら、楽器をやっておくとよいというお話し

こんにちは。
東京サックスポータルです。

趣味で楽器で楽しんでいる一方で何か他のことも趣味にしている方も多いのではないでしょうか。

サックスだけに集中したい気持ちもありつつ中途半端にならないか、不安になることはありませんか?

たしかに練習にはある程度の時間は必要ですが、私はやりたいことはどんどんいろいろやって良いと思っています。

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サックスの練習で学習能力のそこ上げがされる

脳と指については強く連動しているということがよく知られており、世の中には様々な指を使った脳トレがあります。
ということは、サックスで指を鍛えることで脳が活性化されるのです。がんばってクロスフィンガリングを練習しましょう(笑)

また、演奏をするためには楽譜を覚えるために記憶力を使いますし、周囲の音を聴いて分析する力も必要です。
具体例としては、ソロを取るために暗譜したり、リズムを分解して理解したり、ハーモニーを確認したりするような場面です。

次の記事の研究でも楽器の訓練を行うことで、記憶力などの向上が見られたとの報告がなされていました。

「知能が上がり、記憶力や言語能力まで向上する魔法のようなスキル」

加えて、ここでも述べられていますが、語学の勉強にはリズム感は大事で、楽器でリズム感を鍛えることで語学の学習の助けになります。

このように楽器の訓練を行うと学習能力がそこ上げされるようになるのです。

サックスと関連付けできることを学ぶとより相乗効果が期待できる

もともと音楽の素養がある人が、複数の楽器を比較的簡単にマスターできるのは、根本的に音楽という意味では同じことをやっているからです。
なので、楽器の操作など細かな差分だけを学べばよいということになります。
実際、ある程度演奏ができるようになってきてきてから苦労するのは、テンポキープすることや音程などの土台となる力の部分になってきます。
このあたりができているとやはり強いです。

音楽の観点では楽器の習得はつながりが強いわけですが、それ以外のこととも結びつけてスキル習得が可能です。
次の例で述べられているように、指の器用さがタイピングの役に立ったり、幅広くスキルはつながっていくのです。

「複数のスキルを同時に習得するための思考法」

まとめ

人間のスキルは一つのことを突き詰めるというやり方もありますが、様々なスキル同士が結びついて高まっていくこともあります。
貪欲に楽器練習をすれば他にもどんどんよい影響がでてきますので、好きなことをどっぷり楽しんで、能力のそこ上げをしましょう!

今年のサックス活動を振り返ってみましょう

こんにちは。
東京サックスポータルです。

2014年もあとわずかですね。
今年一年いかがだったでしょうか?

出来たことや出来なかったことがいろいろあったと思います。
ただ思い出しても次に繋がらないので、ぜひ次の目標を立てて来年に活かしてください。

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長期の目標を立てるとやることがぶれなくなる

サックスを演奏するにあたっては様々なジャンルや方向性があり、できるのならよいのですが、全てをこなすことは難しい面があります。
あれもこれもとやらず、自分の進みたい方へひとつひとつの練習を積み重ねるようにしたほうが効率的です。
また、サックスのみならず楽器はとても習得に時間がかかります。じっくり取り組むことを何にするかを決めましょう。

日々の記録をつけておく

目標を立てたら、日々どのように練習して、どのくらいできるようになったかを記録していきましょう。目標まであとどれくらいなのか、次に練習すべきこと何なのかが細かく見えてきます。
もし、あなたがレッスンを受けているのであれば、先生に相談しやすくなります。

振り返って軌道修正する

サックスを続けるなかで、これから進みたい方向が変わってくるかもしれませんし、行き詰まりを感じて停滞することもあるでしょう。

そんなときは今回立てた目標を振り返ってみましょう。

本当にやるべきことからずれて、自分の出来てることばかりやってませんか?
または、これからやりたい演奏と合わないことをしていませんか?

やろうとしていることから、ずれてきたかどうかをチェックして、軌道修正してみてください。

まとめ

長期の目標を立てて、日々の記録をつけてときどき振り返っていくと、自分のやりたいことやそのための課題がはっきりしてきます。

別記事「一度に全部できないなら、小さくできることを増やしてみよう」でも書きましたが、その課題は簡単にクリアできるところまで、細分化することがよいでしょう。

最後に目標を立てるためには課題を整理することが必要です。そのためにぺんを持っていろいろ書き出してみてください。

ここまでに紹介したことを実践するために、こちらの練習ノートが役立てば嬉しいです。

本番前にサックスの練習ができない場合に何をすればよいのか

こんにちは。

東京サックスポータルです。

寒くなってきましたね!
指が思いどおりに動かなくて厳しい時期です(>_<) さて、今日は本番前に練習できない場合にどう対処して行くかを考えていきます。 社会人で演奏活動をしていると、残業続きでなかなか時間が取れないことがままあります。 サックスの練習自体はもともとストレス解消になるものなのに、余計にストレスがたまるのは避けたいところです。 IMG_2100.JPG

楽器をさわらなくては練習にならないという考えを捨てる

まず、楽器を吹くだけが練習ではないと考えてください。ピアノの練習の事例ですが、イメージトレーニングだけでも上達が見られたという報告もあります。
実際に私も仕事で合奏までに時間がなくてイメトレしかしてなかったということもありましたが、意外とさらっとできたということがありました。

直接、サックスに触れなくてもできることはたくさんあるのです。

楽器なしてできる具体的なトレーニング

では、そのイメージトレーニングをどのようにすればよいのか例を挙げてみます。

  • 譜読み
  • 普段、適当に演奏してると意外と間違えて覚えていることがあります。面倒ですが、譜面をたまにじっくり読むと勘違いに気づくことがあります。

  • 指の確認
  • 譜読みから続けて、指の確認もできます。運指の難しいポイントについて効率的な方法を考えてみることや、モーションを小さくすることをイメージしてみるのも効果があります。

  • 歌ってみる
  • 楽器を持っていると操作に気を取られて、なかなかかっちりとフレーズを確認できていないものです。タップしながら歌ってみるとよくわからないで演奏しているところがはっきりしてきます。

まとめ

本番前に楽器がさわれないシチュエーションは非常にストレスがたまるものです。しかし、何もしないと演奏の出来はそのままか、あるいは悪くなるのみです。
譜読みや歌うことでイメージトレーニングに取り組むとむしろ上達することもあるので諦めないでいろいろ試してみてください。

習ったほうが上達が早いのは、伝わる情報量が違うから

こんにちは。

東京サックスポータルです。

人に習ってみるとできなかったことが瞬間的にできるようになることがあります。そのくらい対面で教えてもらうことには効果があるのですが、なぜ教本からあるいは動画や音声のみで学ぶのとこんなに差があるのでしょうか?
この辺りを伝える手段による情報量の違いから考えてみたいと思います。
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まず独学中に感じたこと

私は一時期独学で練習していましたが、当時は音源のついている教本は少なくCDが最高の教本と言われたりしていました。(これは今でもそうだとも思いますが)
そのため、ろくに読めない楽譜を頼りになんとか音を出すのですが、なんとなくでこれでよしとしていました。

そうこうしているうちに、いまいち上達を感じられなくなりモチベーションがどんどん下がってしまい、しばらくサックスを取り出すことがなくなって・・・という悪循環がはじまります。

この悪循環を打破したのはたまたま吹奏楽に誘われて仲間ができたことなのですが、ここで思ったのは、周りでみんながどんなことをやっているのかわからないと何が正しいのかわからないということです。
合奏になると否応なしに合わせる努力が必要で、うまい人はどんな音を出しているのか確認することになります。
これが耳を鍛えて少しずつ自分がどう吹くべきなのかイメージがつかめるようになってくるのです。

しかし、具体的に教本では何がわからなかったのでしょうか?

文字と対面の情報量の具体的な違い

人から習うということは、イメージの持ちやすさという点で大きな違いがあります。
しかし、なぜでしょうか?そこから得られる情報が言葉だけなら教本と変わらないのです。もちろん吹いてもらって音を確認できるという利点があります。しかし、これだけでは動画や付属の音源と変わりません。

本当に必要なのは、非常に微妙なニュアンスやコツのようなものを理解するうえでは、息づかいや全身の動かしかただったりするからです。
そういったものは並んで練習すれば一瞬でわかることがありますが、文字や楽譜などのメディアではかなり自分なりに解釈して身につけるようにしなくてはなりません。

これまでに、私もフラッターやオーバートーン、サブトーンで練習してもうまくいかないことがあったのですが、教えてもらうとサクッとできてしまったことがありました。

目に見えない喉の具合などは生でみるとかなり理解ができるようになるものです。

まとめ

人間のコミニケーションにおいて、言葉で伝わるのは実は一割程度だと言われています。
サックスは自分の工夫でうまくできることもありますが、何か行き詰まることがあれば人に教えてもらえる環境であるにこしたことはありません。

なので、独学でもセッションに行ったり、楽団に入るなり、単発のレッスンを受けるなどして生のコミニケーションをとってみてください。きっと上達のスピードが上がりますよ。