練習時の気持ちの持ち方

あらゆる学習を行う際に、その効率は体調や心理状態によって大きく変わってきます。

大人になってからはなかなか練習時間が取れないので、効率良く学びたいものですね。

そこで、ここでは自分の経験や脳科学の文献をもとにして、練習効率をあげるための心の持ち方を紹介していきたいと思います。

◆心の壁をとる

最初から「これは苦手」とか「こんなの出来ない」と諦めてしまう人をよく見かけます。
このように心に諦めという壁を作ってしまうと、学習効率が著しく低下します。

こんなときにはまず

  • 今日の練習が出来ると自分はどうなっているのか想像する
  • 例えば、苦手の替え指が出来るようになるとか、具体的に自分がどのようなるかをイメージする

  • 根拠のない自信を持つ
  • リラックスした状態で、心の中で自分は出来るとつぶやくなどして、自信を植え付ける

    というようなことをして、ポジティブな心理状態にしてください。

    ◆今日やることを確認する

    先に述べた、練習後の自分のイメージと重なるのですが、どのような練習をするのか確認をしてください。
    この練習で何を得たいのか目的意識を持ちます。

    ◆時間制限をつける

    一つの練習目標について、達成するまでの時間制限をつけるとよいことが多いと思います。
    試験勉強や単語を覚えるのと同じで、そのほうが記憶しやすくなるからです。

    ◆出来るようになったと信じる

    アファーメーションといってポジティブな言葉を練習後につぶやくと、出来たと思えるようになります。
    成果が出なくてもポジティブな気持ちで臨むのと臨まないのでは大きな差があります。

    —-

    いかがだったしょうか?

    サックスは一度に上手くなるものではないので、いかに毎日少しずつ練習をこなして体や頭に定着させていくかによって、上達の早さが変わってきます。

    心の持ちようや、ちょっとしたことなので、自分にあったものを何か試してみてください。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    東京近郊のサックスに関する情報を集めます