サックスの上達のためには自分の音を冷静に分析することは重要です。
なかなか上手くならないなーと思ったら一度自分の練習を録音してみてください。
◆使用機材
サックスの練習はいろいろなところで行うので、ハンディレコーダーを持っておきたいところです。
音質が良いものがお勧めです。
細かな音色やニュアンスが聴こえることはもちろんですが、レッスンや合奏の録音では、自分の音以外も聴く必要があるからです。
ハンディレコーダーが無い場合はスマートフォンを代用しても良いでしょう。個人練習くらいであればそこそこ使えます。
ただし、音が割れたり、自動で音量調整が入ったりと制限があることも…
譜面のある曲を練習しているなら、譜面を用意しておきましょう。
気づいたことを書き込みします。
◆チェックポイント
練習したい内容によって異なりますが、ここでは曲を練習しているとします。
音の立ち上がりが綺麗に出ているかどうかを確認します。破裂したり、もやっとした音のあとで音が安定するようなことがないか観察してください。
休符に入る手前の音の最後を確認します。
処理の仕方としては、スッと消えたようがよいのか、スパっと切ったほうがよいのか…
止めるタイミングは早目にするのか、少し残してテヌート気味にするのか…
などなど、思ったとおりに出来ているかを見ます。
早くなったり遅くなったり、テンポが揺れていないかをチェックします。
ベンドアップやダウン、ビブラートなど入れるのか、入れるならどの程度入れるか自分の意図どおりなのかを確認します。
その他、自分で気づいたことはどんどん修正して行きましょう!
具体的に何が問題なのかわかればほとんどのことは直って行きます。
まずは気づけることが大事です。