音程の高い、低いがわからない

サックスをやりはじめてアンサンブルなどで、人と合わせると音程が合わないという問題が出てきます。
和音の中でどう響かせるかは少し高度ですので、まずはユニゾン(同じ音を複数で吹くこと)で合わせることを頑張りましょう!

◆耳を鍛える

明確に音程がわかれば良いのですが、大人になってから自分の音が高い低いを聞き分けることができるようになるには訓練が必要です。
地味な練習ですが、自分がやってきた方法を紹介します。

  • 必要なもの
    • チューナー
      楽器

    です。これだけ?という感じですが…
    ただ、チューナーには条件があります。
    サウンドバック機能がついていることです。

    サウンドバック機能とは、自分の出した音をチューナーが受けて、その音に近い正確な音程をスピーカーから鳴らしてくれる機能です。

  • 練習方法
  • 1.まずは好きな音をロングトーンで吹きます。

    2.サウンドバックの音がなったら、自分の中で音程があっているか、高いか低いかを考えます。
    どのようなうねりが起きているか注意深く観察してください。

    3.チューナーの針を見て答えが合ってるかどうかを確認します。

    チューニングと合わせて、練習すると良いと思います。

    慣れたらいろいろな音でやってみましょう。
    もし一定の音程で吹くのが難しいようなら、まずはロングトーンの練習が必要です。

    他の音に合わせてみる

    音程をコントロールできることが、前提になりますが、ピアノなどの音に合わせる練習をするとより感覚が研ぎ澄まされます。
    鳴らしっぱなしにできる機能のあるキーボードを使うか人に弾いてもらうのが理想ですが、左手だけでできるソ、ラ、シ、ドあたりで練習しても良いと思います。

    まず、他の楽器の音を出して、自分の音を出します。
    うねりを感じたら、音程を上げるか下げるかします。
    うねりが消えたかどうかを確認します。

    この時のうねりの感覚をしっかり覚えます。

    演奏をする上では耳で聞いて、他に合わせることができるのは非常に重要なスキルですので、毎回少しでも良いので訓練してみてください。
    最初はかなり難しいですが、一度出来るようになると、一生使えるので是非頑張ってマスターしてください!


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