サックスはコンディションによって音が出しやすかったり難しくなったりする楽器です。
そんな楽器なので、不意の事故で落としてしまったりすると、全く鳴らなくなってしまいます。
これから書くような方法で落下事故は防ぐことができるので、自分にあったものを取り入れてみてください。
ストラップかけ忘れによる落下防止
ストラップをかけたつもりで両手を離して立ち上がってしまい、サックスが落下することがあります。
- 立ち上がる時にはそもそも手を離してはいけない
- ストラップのフックのロック機構を変更する
サックスが繋がっていない状態で、気づかないで立ち上がると楽器が床に落ちてしまいます。手で支えておくとフックがついているかどうかの確認になります。
登山などで使われるフックで、一部がバネで開閉できるリングがあります。これをカラビナと言いますが、このカラビナタイプのフックにしておくと、フックが完全に閉じますので不意に外れてしまうことがなくなります。
ケースからの落下防止
サックスの落下パターンとして、多いのがケースを閉めたつもりで持ち上げたら蓋が開いてしまって楽器を落としてしまうというものです。また、ケースのフックが何かの拍子で開いてしまって落とすということもあります。
対策は以下のとおりです。
- ケースにベルトを付ける
- ジッパーで閉じるケースにする
- 鍵付きのケースにする
ケースを閉めた後にベルトでまいておくと締めたことの確認になりますし、万が一、締め忘れてもベルトの力で蓋が開かないようになります。
コードをまとめるための、伸縮性のあるベルクロ(マジックテープ)やスーツケース用のベルトを使うとよいでしょう。
ケースの開け閉めはフックのタイプがラクですが、ジッパーの方が事故は少なくなります。
締め忘れの確認の意味では、鍵付きのケースを使うのもよいでしょう。盗難や他人に勝手に楽器を触られることの防止にもなります。
ここまでのことをしておけば、かなり楽器を落とすことは防げる外れるです。
サックスを落としてしまうと精神的にもかなりキツイですので、普段から気をつけるのとともに防止策もしておくとよいと思います。