ビブラート

ビブラートのかけ方を紹介します。

その前にビブラートとは何かと言いますと、音(音程)を揺らして演奏に表現をつけることです。

歌と同じようにサックスでもビブラートをかけて気持ちを表すことができます。

◆ビブラートのかけ方

かけ方は至って簡単で、下顎を軽く上下させるだけです。
「ウアウア・・・」声を出すつもりで吹くとやりやすいと思います。

“ウ”で音程が高くなり、”ア”で低くなります。

◆ビブラートを上手く聴かせるために

ビブラートは下手をすると、かえって音楽的に格好悪くなってしまいます。
例えば、最新のポップスを演歌歌手が歌うような感じです。

演奏しているジャンルや時代で流行りがありますので、それにあったかけ方が出来るように練習しましょう。

だいたい以下のようなことができれば様々な表現ができます。

  • 音程の幅を変える
  • ビブラートの深さということもありますが、一番高くなる音程と低くなる音程の幅をコントロールします。

  • 変化の周期を変える
  • 音程を変化させてもとの音程に戻るまでの早さをコントロールします。

    これらを組み合わせて自分なりの歌い方を楽しんでください。

    ◆練習方法

    ビブラートもメトロノームを使った練習をすると、コントロールする力が鍛えられて柔軟にニュアンスがつけられるようになります。

    20131108-204214.jpg

    図のように八分音符にあわせて一定に出来るようにします。
    このとき、ビブラートの深さや、音程の変化の滑らかさにも気をつけて狙い通りのビブラートがかけられるようにしましょう。

    バリエーションを付けるために3連符にしたり、16分音符にしたりして練習してみてください。

    ◆応用編

    普通、ビブラートは音を伸ばしているところで一定にかけますが、途中で変化させると強い印象を残すことができます。

    徐々に早く深くかけていくと、だんだん感情が高まるような表現ができます。
    音量も加えていくと効果絶大です!

    いかがでしたでしょうか?
    ビブラートが出来るようになると演奏の幅がぐっと広がるので、是非練習してみてください。


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