こんばんは。
サックス楽しんでますか?
東京サックスポータルです。
武井壮さんとタモリさんとのトークが少し話題になっているようですね。
・イメージ通りに身体を動かすという訓練が一番大事
・それができていないと、イメージと動作にズレができるから、応用がきかなくなる
・イメージ通りに動くことができていれば、上手い人の動作を見て真似をしておけば結果がでる
と、簡単に書くとこんな趣旨でした。
なるほどなるほど。
楽器の練習ともかなり共通するではないかと思います。
一つ気になるのは、そのイメージを何とどう比較すべきかというところです。
◆基準とイメージと動作を一致させなくては
武井さんとタモリさんのやりとりのなかでは、目をつぶったタモリさんが両腕を水平と自分が思った位置まであげるというテストが行われました。
結果、タモリさんはあげ過ぎでした。
で、水平の位置に武井さんが調整して、「この位置を覚えてください」と伝えたあと、再挑戦するとうまくできていました。
このとき思ったのは、「あれ?人はどうやってイメージと基準を一致させているのだろう?」ということでした。
そもそも、基準とイメージが合わないとあとは総崩れです。
なので、基準は何か厳密なものが必要だと思います。
基準があれば、イメージしてそれどおりにやってみて、ズレていれば修正を行っていけばよいのかなと。
◆サックスで考えてみると
基準はやはり普遍的なものがよいので、楽器の練習だと音程やリズムについて考えてみるたほうがよいかと思いました。
機材はチューナーとかメトロノームあるいはキーボードなどでしょうか。
とりあえず、音程については狙った音をイメージして吹いてみるわけですが、だいたいチューナーとかキーボードと合わなくて、基本的な息の入れ方とかアンブシュアとかを見直していきます。
タイム感やリズムについては、いろいろなエチュードを16分音符で細かく刻んだり一拍目と三拍目とで大きく取ったりしながら合わせます。
曲は上手い人の演奏をコピーすれば良いと言うことになりますね。
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基礎練習をすることがどれだけ大切かはわかってるつもりでもなかなか丁寧にできないものです…
ともすればただ数をこなすだけになりがちです。
今回のことで、基礎練習のどこに気をつけるべきか、ヒントをもらえたのではないでしょうか。
イメージしてズレを確認して修正をとことんやるに尽きますね。
俄然、やる気が湧いてきました(^^)