こんにちは。
東京サックスポータルです。
サックスを練習するうえで、モチベーション維持はとても大切なことは言うまでもありません。
モチベーションが下がる原因としては、「どんな練習をしたらよいのかわからない」というものが多いのですが、その前に「どんな風になればよいのかわからない」というそもそもどうしたいのかレベルのことで迷うものなのかなと思います。
そんなとき、好きなプレイヤーがいると進む方向がわかりやすいので、いろいろ聴いてみましょう。
では、どうやって探せばよいのでしょうか。
これから書いていきますね。
とりあえずどんなジャンルが好きなのか確認してみる
もともと音楽が好きでいろいろ聴いている方はその中で好みのプレイヤーを探せばよいのですが、そうでなければ大まかに三つのジャンルから一枚ずつ音源を聴いてみてください。
- ジャズ
- フュージョン
- クラシック(吹奏楽、室内楽も含む)
他にもスカやロックなどいろいろありますが、嗜好を確認するなら大別してこのあたりになるかと思います。
では、それぞれのジャンルで誰を聴けばよいのか、挙げてみます。
本当にキリがないので異論もあるかと思いますが、完全に主観で一つずつです!(^^;;
ジャズのサックスプレイヤー
初めてジャズサックスを聴くなら、、、
- キャノンボール・アダレイ
マイルス・デイビスのもとで活躍したアルト奏者です。太くあたたかな音色が魅力です。 アルバム”Them Dirty Blues”の「Work Song」あたりがお勧めです。
- ソニー・ロリンズ
誰もが認めるジャズのテナータイタンです。音色もさることながら、独特のリズム感が素晴らしいです。お勧めは、超名盤の”サキソフォンコロッサス”
フュージョンのサックスプレイヤー
- デイビッド・サンボーン
サンボーンを聴いてアルトサックスに目覚める方も本当に多いです。アルバム”Hearsay “、”A Change of Heart”などがお勧めです。
- マイケル・ブレッカー
近年のジャズ・フュージョンプレイヤーでは最も有名なテナーサックス奏者です。往年は味わいのあるジャズアルバムをリリースしていましたが、フュージョンとして初めて聴くのであれば、ザ・ブレッカー・ブラザーズ
名義の”ヘヴィー・メタル・ビバップ”がよいでしょう。
クラシックのサックスプレイヤー
- トルヴェール・クヮルテット
須川展也をはじめとする日本を代表するサックス奏者による四重奏団です。「マルセル・ミュールに捧ぐ」で文化庁芸術祭「レコード部門」大賞を受賞しています。
好みのジャンルが決まったら広く漁ってみる
だいたいの方向性が決まったら情報を集めて幅広く聴いてみましょう。
同じプレイヤーの他のアルバムを集めてもよいですし、ライナーノーツやネットで関連するものをそろえて行ってもよいと思います。
こうやって、いろいろ聴き続けると、本当に気に入るプレイヤーが見つかるはずです。
そのプレイヤーを目標とすれば、練習のモチベーションを維持しやすくなりますので、ぜひ探し続けてください。
ちなみに、それぞれのジャンルで、奏法や楽器のセッティングが異なることがありますので、まずは一本にしぼって練習を進めましょう。
では、また!