運指と譜面を一致させる - 第二回 音の長さをつかむ

譜面を読みはじめたときは、一つ一つの音の長さをつかむまでに苦労するかと思います。

自分は付点音符などが現れてしまったらもうパニックでした!

リズムが簡単なものから慣れていく必要があるのですが、とにかく曲を吹くことを優先するのであれば、大枠を捉えることからはじめると良いでしょう。

大枠のつかみ方

・音源を聴く

自分が吹奏楽をやっていたときは、演奏の参考音源があって、それを聴き込んで譜面を読むようにしていました。

ただ、多くの楽器で合奏しているものは慣れないと自分の役割が見えていないので、結局何を吹けばよいのか最初はわかりませんでした。

まずは、サックス一本と伴奏つきの音源がある譜面を買ってきて練習するとよいでしょう。

・歌う

音源を手に入れたら次にやることは、口で歌えるようになることです。
音源に合わせて、吹くべきメロディを口ずさめるようにしましょう。

・タップする

そして、まだ楽器は出てきません(笑)

足で曲のテンポにあわせてタップ(足踏み)をします。
歌いながら、ずっと一定の間隔で出来るようにしましょう。

実際に吹いてみる

ここまでやったところで、かなり曲を覚えていると思います。

音源に合わせて吹いてみましょう。

おそらく、まだまだ完璧に演奏することは出来ないと思われるますが、覚えた曲と自分との違いが、いきなり演奏するよりは認識しやすいのではないでしょうか?

ゆっくり歌う

次に、テンポを落として歌えるようにします。
今までは音源を聴きながらタップをしていましたが、今度はタップに合わせて歌います。

ただ、何もなしでテンポをキープするのは簡単ではありません。
そこでメトロノームを利用しましょう!
自分で思っているよりずいぶん遅いな~と思うくらいが良いです。

ゆっくり歌うことができるようになったら、いよいよ譜面にある音と指を合わせて行きます。

(次回へ続く)


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