メトロノームと仲良くなろう!

こんにちは。
東京サックスポータルです。

メトロノームを使った練習ってなんだか面倒で…と思われている方も多いのではないでしょうか。
確かにメトロノームは細かなニュアンスを出すものではありませんが、基本となるビートを身につけるために活用していくとかなり上達します。

どんなメトロノームを使えばよいの?

練習によるところもあるのですが、私はドラムの方がよく使っているようなものをお勧めします。
どのような仕様のものかというと、一拍の基本ビートに8分音符や16分音符、3連符を好みの音量バランスでならすることができるものです。例えばBOSSというメーカーのDr. Beat DB-60あたりがよいでしょう。

どう使えばよいの?

曲の練習をするにあたっては(特にリズムが難しいと感じているものに対しては)、基本のビートの中に最も細かく動く音符の長さのクリックを入れるようにします。音量は一拍のクリック音より小さくします。
テンポはいつもやっている練習の半分くらいから始めてみましょう。ポイントは指を間違わない程度までテンポを落とすことです。
そして、休符の長さも数えるようにしてください。
最初は細かい音を合わせるのに必死でなかなか合わないかもしれませんが、ゆっくりやっていると身体に馴染んできて、遠くでなんとなく流れているような感覚になってきます。

これをじっくりやっていると、特に裏打ち(拍の頭から二個目の8分音符にアクセントがあるノリ)や16ビートの曲などはウラウラ(拍の頭から4つめの16分音符)から音を出すようなパターンで明確に演奏ができるようになってきます。
ちなみに、スイングは3連符を鳴らしながら練習するとよいでしょう。(正確に3連符ではないニュアンスもありますが、これに慣れると自分の中で基準ができます。)

音の長さを正確にする

メトロノームを使う上で見逃しがちなのですが、演奏の際、音の長さを正確にとるような練習に利用することがあります。
音を伸ばしきるところはしっかり拍の頭を意識しなくてはならないので、メトロノームのクリックを数えてどこまで吹くのかを確認しましょう。

まとめ

メトロノームは音を出だしを確認するためだけでなく、細かなニュアンスをつかんだり、音の終わりを意識するためにも使用します。
このようにしてから演奏してみるとかなりノリが良くなりますのでぜひメトロノームと仲良くしてくださいね!


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