サックスでアドリブができるまで、何回も言われること

こんにちは。
東京サックスポータルです。

サックスをはじめてアドリブができるようになりたい!と考えているかたも多いかと思います。

それでレッスンなどを受けるとある程度できるようになるまで教えられるアドバイスは毎回ほぼ一緒です(^^;;

ただ、それくらいいい加減にしていると先に進めないポイントがあるのです。

これらのポイントは、なかなか強い意思をもって練習を続けるのが難しいので、レッスンで何度もチェックしてもらうようにしていきます。

コードをさらう

コードと言うと「難しそう」と敬遠されがちですが、ここがスタート地点といってもよいでしょう。
コードの構成音を吹くアルペジオの練習をみっちりやってアドリブに望まなければなりません。
しかし、これを十分にできてないので、レッスンでは毎回指摘されることになります。

コードをさらうメリットを挙げておきます。

  • アドリブする音に迷いがなくなる
  • 外さない音を把握できるので出す音に迷いがなくなります。

  • コードトーン以外の音をアプローチに使える
  • コードトーンを理解していると、それ以外の音を出しても意味のある音使いができるようになります。

アプローチのためにスケールを覚えるのはコードをおさえてからになります。
曲にもよりますが、ブルースでは6種類程度しか使われませんので、覚えてしまいましょう!
コード一つあたり10〜20分ほど練習するとかなり身体で覚えられます。

パラパラ吹かない

スケールやコードを覚えてくると、指を目一杯動かしたくなります。
よほど熟練していないと、こういったことを聴かせられるのは難しいことです。

理由はリズムが崩れることや、同じような音の動きが多くなって飽きられることなどです。

サックスなどの管楽器はロングトーンを聴かせることができますので、効果的に単音を使いましょう。音色を変えたり、ビブラートやトレモロを入れたりすることでかなり表現の幅ができます。

また、よく言われるのが、休符をタップリとることです。
これによってリズムに変化をつけたり緊張感をもたせたりすることができますし、間を開けることで次のフレーズを考えることができます。

まとめ

アドリブでは、コードをしっかりおさえて出したい音を確実にとりいれて、指まかせにしないで自分の作りたいフレーズを作ることが最初取り組むべきことになります。

演奏技術があってもこれらができないで、雰囲気のでないアドリブを吹いている人はたくさんいます。

自分の意思の入った音を一つ一つ積み重ねて説得力のあるアドリブを楽しんでください!

では、今日はこのへんで。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です