道具にこだわらなくてもよいですが、音にはこだわりましょう

こんにちは。
東京サックスポータルです。

昔、ジャズをやりたいということで、マウスピースをよく変えている友人がいました。
もともとはクラシック系の演奏をしているのですが、なかなかジャズらしくならないのです。
確かに音の傾向は変わるのですが…何かが違います。

根本的に必要な奏法が身についていない

友人は音は十分に鳴らせているのですが、サブトーンができず、スイングにものれていないので、何をやってもクラシックっぽくなります。

しかも、勘違いしたイメージができてしまっていて、そのイメージどおりに演奏すればするほど何か違う感じになっていました。

そもそも彼がやらなくてはならないことは、ジャズのフィーリングを理解してふさわしい奏法で音色を変える必要があったのでした。

つまり、形から入っていたのですが、もっとCDなどを聴いて感覚を身につけて、自分の音をもっと聴いて奏法を改善するべきだったのです。

不具合があったら話しは別

一方でこだわらなくてはならないところがあります。
それは楽器に不具合と言えるような問題を抱えていないかです。
サックス本体やマウスピースなどはバランスなどのばらつきから、いくらか奏者が一定の音程と音色になるように調整するのですが、その許容範囲を超えてしまうことがあります。
どうしても、おかしいと思ったら上手い人に吹いてもらうか楽器店に相談しましょう。
だいたいは調整ですむことが多いですが、粗悪な楽器では調整できる部分が限られていることもあるようです。
その場合は、買い替えになってしまいます。

まとめ

サックスの音は奏者によるところが大きいです。
ですので、音に対して敏感になり、奏法を改善する必要があります。

ただし、楽器の問題には十分注意してください。


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