今、やっていることを徹底的にやるべし

こんにちは。
東京サックポータルです。

サックスの練習は単純でも奥が深いことが多いです。
慣れてくると他に気をつけるポイントが見えてきます。
ですので粘り強く続けることが大事です。

ひとつのスキルを身につけるために必要な時間

一般的に一つのスキルを身につけるためには1万時間を要すると言われています。
ただ、これは職業として一流となるために必要な時間で、そこに至る様々な訓練を幅広く行った場合の話です。
サックスの一部のエチュードや奏法を身につけるのに必要となる時間ですと、この感覚にはあいませんし、先が長すぎるのでモチベーションも続かないでしょう。

一方で、何かの「タスク」をこなすコツを身につける場合ですと、そこそこのできになるには20時間程度でよいという報告もなされています。

確かに、ひとつのスケール練習をこなしたり、オーバートーンをできるようになるまでの期間を思い起こすとだいたいその程度の時間であれば、そこそこできるようになったなという感じになるまでの期間と感覚的に一致します。

もし、今あなたが壁にぶつかっているようでしたらその練習を少なくとも20時間続けてみてください。

次のステージがみえてくる

集中的に練習をして、今こなしていることを思いどおりにできるようになると次にやりたいことが見えてきます。
人間は欲深いものでひとつのことができるようになると、次の目標を探すようになり、これまでできていたことでは満足できなくなります。
例えば、簡単な曲でもまずは一通り吹けるようになってからも完成度をあげるため「ビブラートをかけたい」とか「抑揚をつけたい」というような感覚になってくるものです。
そのようになるためには、一つ一つの課題をクリアしなくてはなりません。

そうやって、練習を続ければ次の課題が見えてきて次のステージを目指すようになるのです。

まとめ

もしなかなか上手くならないと思ったら、あれこれ手を出さずに一つの課題に集中してある程度できるようになるまで粘ってみてください。
そして、ある程度できるようになったら、自ずと次の課題が見えてきて悩むよりも練習しようという意識になると思います。

壁にあたった時が成長のチャンスです。
ぜひがんばってください。


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