サックスの音色を改善する練習いろいろ

こんにちは。

東京サックスポータルです。

日々の練習ではもっと音色をよくしたいということを課題にしている方も多いのではないかなと思います。

そこで、音色改善の取り組み方について考えてみます。

まずは自分の理想とする音を知る

目指す音色はどういったものなのかわからないと、そこに辿りつくことはできません。
とにかく最初はいろいろな音楽を聴いて、どこを目指すのか決めましょう。
練習しているうちに好みが変わるので、どんなジャンルが好きなのかから、その中だったら誰が好きなのかという流れでより具体的な理想の音を見つけます。
ただ、同じプレイヤーでも、曲に合わせて様々な使い分けをしていることにも注目です。混乱するかもしれませんが、答えは一つではないのです。

「サックスのアイドルプレイヤーは?-目標となる奏者を見つけよう」で書いたように目標を見つけて聴き込んでみましょう!

避けて通れないロングトーン

イメージができたら、ロングトーンで出したい音を出せるように練習します。
全ての音域、音量で音色を均一にできることを目指しましょう。
とにかく、自分がどんな音を出したいのかを徹底的に意識しながら改善していきます。
「ロングトーン」で練習方法を紹介しています。参考にしてみてください。

喉を鍛えよう

音色改善のためには、喉を鍛えることが効果的です。
喉をうまく使うことができると、高音域でもアンブシュアを変えることなく音を楽に出せるようになります。そのため、高い音で音が細くなる問題が解消されます。
喉を鍛えるには、オーバートーンを練習するのがよいでしょう。

変化をさせてよい音を探る

どのような奏法をすれば、どのような音が出るかを知る必要があります。
アンブシュアや息の向きなど音を変化させる方法を知っていろいろ試してみましょう。
音色の変化をさせる方法はこちらに書きました。→
「音色のコントロール」

まとめ

音色改善のコツは自分の出したい音を明確にしてから、それに合わせるために様々な奏法を学んだり、練習したりすることです。
よく、どうすれば音がよくなるのかという質問を見かけるのですが、先に練習があるのではなく理想の音を発見する必要があります。この順番が大事なのです。


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